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【スタッフコラム】『COMMONS Meeting in 新島』に参加しました!
2024/12/10
新島
こんにちは!Flowlifeスタッフのozawaです。
去る11月30日~12月1日に『COMMONS Meeting 島しょ交流会in新島』が行われました。私は移住定住相談窓口スタッフというよりは、島で事業を営む一般社団法人新島oigieの代表として参加。島内での起業や事業の事例について説明し、その後の交流会では参加者の方々といろいろな話をさせていただきました。
『COMMONS Meeting 島しょ交流会in新島』は島外から参加者を募り、新島で1泊2日を過ごしながら地域の解像度を上げるためのフィールドワークや地域事業者へのヒアリング、住民との交流など、さまざまなプログラムに参加してもらおうというもの。参加者の中には既にFlowlifeで移住相談を受け、伴走支援している方もいらっしゃいました。
1日目のインプットの会では島内事業者のひとりとして私も話をしましたが、地元にいると意外と聞けない他の事業者さんの話をお聞きでき、大変面白くて勉強になりました。交流会では、Flowlifeにも何度か登場している斉木佑介さんの「居酒屋サンシャイン」を会場に、テーマを決めてのトークを交えながら、島の食材を堪能しました。
2日目の最後には港の待合所のテラスで、2日間を通して感じたことを発表するアウトプットタイムも。青空の下、海辺で波や風の音を聴きながら、島らしい空気の中でそれぞれが思ったこと感じたことを話せたのは、とても良かったですね。
印象的だったのは、交流会の中で地元人による「私の島自慢」と、参加者による「どうして島に魅力を感じたか」という話ができたことでした。「島では横のつながりがあるのが魅力」「親子ほど歳が離れていてもフランクに話せる」「40代で引退は少しダサいと感じることもある」など、普段知っている人の意見を聞けて、新鮮な気持ちになりました。
一方、参加者からは、「ツアーで見学したくさや工房、塩工房、酒造は、すべて香りが違っていて、五感で楽しめるツアーだった」「なんだかんだと言っても人ありき。新島の魅力は人だと思う」「やっぱり海!」「やっぱり海中!」など、心に響くワードがたくさん飛び交って興味深かったです。
大人になればなるほど、対話することが億劫になっていきます。特にこうした小さな地域では、なにがあってもずっと人間関係は続きます。だから対話した結果、意見が合わないと後がとてもしんどい。それが想像できてしまうから、無意識に避けてしまうのかなとも思います。
でも、それって自分が決めつけている状態で対話するから、いけないのかもしれない。今回のプログラムでそんな風に感じました。新島を新鮮な目で見る、とても良い機会になった企画でした。そして、「島の看板を背負ってがんばっている事業者さんて、やっぱりすげーーーー!!!!」と改めて感動しました!
2025年は、そんな新島の良さを伝えるコラムも書けたらいいな、と思っています!